2024-01-14
NEWS
セルフほうじ茶ロウリュ
水やアロマ水をサウナストーンにかけ水蒸気を発生させ、サウナ室内の湿度を上げるロウリュ。一段と体感温度を熱くし、発汗を促すその効果は多くのサウナーに親しまれています。
サバンナアキシマではオープンを迎える前に様々なロウリュを実験し、薪の香りと柔らかい熱にはどのロウリュが最適なのか試行錯誤して参りました。
そして、辿り着いのが「ほうじ茶」
薪の匂いと相まって、ほうじ茶の優しくどこか懐かしさを感じる匂いがサウナ室全体を周り回り、おかわりロウリュを何度もしたくなるほどほうじ茶ロウリュの虜になる。それほど薪サウナと相性の良いロウリュではないでしょうか。
ロウリュのやりすぎには要注意?
ただ、ロウリュのやり過ぎには要注意。サウナの熱源から出た熱はサウナ室の天井まで達すのに対し、ロウリュによって出た水蒸気は重さを含んでいるためサウナストーンからそのまま横に並行移動します。だからこそ体感温度が急激に上昇するのですが、熱湯をかけているわけではないためサウナストーンを冷やしていることと同じ。すなわち、サウナストーンから出る熱はロウリュ前より冷たいため、サウナ室の温度は下がっていきます。
サバンナアキシマのサウナ室の場合、1回(コップ一杯分ほど)のロウリュで1℃〜2℃ほどサウナ室内の温度は下降し、アウフグース中には3℃〜5℃ほど下がります。ロウリュで体感温度を上げたい、だからロウリュを何度も繰り返すのは要注意!ロウリュとサウナ室の温度変化は密接に関わっているのでバランスを見ながら行うのが適切です。それはそれで、自分で自分だけのサウナ空間をつくる気がして面白いのかもしれません。